一見美容には関係無い話題ですが、ストレスは美容の大敵!
子供の存在がストレスということではありませんよ。
責任感を感じるあまり、みなさんが一人で思い詰める機会が一番多いのが子育てなのではないかと思います。
普段、私のトンデモ子育て話を聞いて「心が楽になった」と言ってもらうことが多いので、ここにひっそり共有したいと思います。
どんな育児本を見ても同じパターンが無く、発達を疑っても異常無しと診断された我が子。そんな子育てでノイローゼになりながら自ら無理やり悟りを開いた筆者の体験談です。
これで一人でも心が軽くなる方がいれば!
(保健師さん目線では完全にNGです。でも色々頑張ったり悩んだりした上での省略は私が許す!大丈夫!)
離乳食を食べないまま普通食へ
子供が産まれたら、色んな食材を使って工夫を凝らした離乳食を作ってあげたい!
とこだわりの食器や本も取り揃えて張り切っていた筆者。
ですが…
全く食べない!
- 手作り(自分)→食べない
- 手作り(他人)→食べない
- 市販(国内メーカーほぼ試した)→食べない
- 粉ミルク→飲まない
- 果汁→飲まない
- ボーロ→投げる
- 赤ちゃん煎餅→投げる
ここまで食べないお子さんは周りにいなかったので、悩んで悩んで悩みすぎて、
「じゃあ聞くけど、何だったら食べるわけ?!?!」と(私が)泣きながらゴミ箱に離乳食をぶん投げたことも。
(あとでスタッフが美味しくいただきました)
あの小さなスプーンで赤ちゃんのお口にご飯を運ぶ夢はついに叶えられなかったなぁ…
そんな訳でほぼ母乳だけの生活が半年続き、1歳の誕生日を過ぎたクリスマスの日。
ちょっと目を離した隙に、テーブルの上にあった
フライドチキン(骨つき)をムシャムシャ食べていた。
「食べ物を自分の手で食べているだと??」「何故食べ方を知っている??」「油分相当だけど大丈夫??」
と混乱状態に陥っているうちに、相当気に入ったようでおかわりを要求。
母に相談すると
「そもそもあんなドロドロのペースト食べさせられるなんて罰ゲームじゃない。Sちゃんは美味しいものがわかるのねぇ~。おばあちゃんもフライドチキン大好き!」
と…。
ガクッと崩れ落ちると同時に「…あれ?それもそうか…??」と肩の荷が軽くなったのを覚えています。
家族全員ア○で良かった!
ありがとうクリスマスバーレル。ありがとうカーネル。

3歳まで母乳メイン
そんなわけで、1歳からは何でもモリモリ食べるようになりました!
…というハッピーエンドで終わるはずも無く、
食べられるようになったものは
下記の世間的には絶対にNGであろう食べ物だけでした。
- フライドチキン
- 唐揚げ
- 豚カツ
- フライドポテト
- バニラアイス
さすがにこれを毎日は罪悪感と他人の目が怖いので、母乳メインの日々が4歳の誕生日まで続きます。
※当然野菜は食べないので便秘に悩まされましたが、果汁を飲まない息子も特定の野菜ジュースは飲めたのでこれで便秘は解消。
好き嫌い容認

子供が産まれるまでは、
「好き嫌いは甘え!」
と思っていた筆者。
自分に好き嫌いが全く無かったので、「美味しくないなと思っても我慢すれば食べられるよね?!作ってくれた人に失礼!」という考えでした。
でも甘くなかった。
産まれた息子は嫌いなものを諭して食べさせると、それまで食べた好きなものも胃から全部吐くという体質だったのです。
掃除が大変なのは仕方ないとして、それまで食べた時間と労力と栄養…!!!と本当にやるせない気分になるので、次第に嫌いな物を食べさせることは無くなりました。(幸い本人は吐いたあとケロッとしている)
好き嫌いについては、夫も義母も相当な偏食家です。ですが、二人とも身長が高く脂肪も少なく超健康体。
何でも選り好みせず食べていたのに小さくて貧弱な自分がばからしくなってくるほどです。
ジャンクな物ばかり食べさせてジャンク舌にならないか心配でしたが、小学生の今は好物が
- しじみ
- あさり
- アワビ
- 焼魚
- こんにゃく
- 枝豆
- 最中(もなか)
- ガリガリ君
- 塩パン
で、味付はソースを使わず大体岩塩少々。という逆に面倒なあっさり味覚に成長しました。(ジャンクも塩味であれば変わらず好き)
何が言いたいかというと、嫌いな物は多分生まれつきの味覚だから
「お母さんの食育で味覚が育つ」
という呪いのプレッシャーに潰されないで!大丈夫よ!あとお父さんどこ!
ということ。(検診では怒られるので内緒ですよ)
ただ「せっかく作ってもらったものを残す」というのはやっぱり本人も居心地が悪いと思うので、
「将来は自分で作るか外注できるように稼ぐと良いよ!」
という教育方針でつき進んでいます。笑
断乳せず
断乳行為を全くせず、4歳の誕生日で自らスッパリ辞めました。
これは
「母乳の愛情を…」
というお話では無く、わたしにとって授乳の時間は
唯一の心身の休息が得られるボーナスタイム
だったためです。
母乳をスッパリ辞めてジャンクフード1本にするのも不安でしたし、
断乳には数日かかるなんて明日の仕事(在宅)に響く!という確信もあり、
ただ乳を出して横になるだけで良い回復タイムを満喫していました。
そのうち本人が「4歳になったらやめるわ」と言い出したので話半分で聞いていましたが本当に誕生日でキッパリやめた。
出っ歯にも虫歯にも甘えん坊にもならなかったので、特に断乳しなければならない事情が無い場合は、本人の意思に任せてみても良いかもしれません。
トイレトレーニング通用せず
- しまじ◯う→怖い
- できたねシール→別にいらない
- おやつ→いらない
- かっこいいパンツ→興味ない
- オムツ→全然恥ずかしくない
で釣るものが何も無く途方に暮れたトイレトレーニング。
結局4歳までオムツをつけていましたが、今のところおねしょもお漏らしもしたことが無いので結果オーライか?と思っています。
箸トレーニングせず

箸をちゃんと使えるようになったのは小学生になってからです。
とにかく、”食べる意欲”というものがありませんから、
箸しか出さないと”食べない”ほうを選択する。(好きな物だと手づかみ)
「このままでは小学校で馬鹿にされるんじゃないか…」と親は焦るばかりでしたが、本人は全く恥ずかしくない様子。
ですが給食が始まると同時にすんなり箸を使いこなしていました。
しかも3歳から箸を使って変な癖がついている私より綺麗な持ち方…
本人が恥ずかしがっていないのに「恥ずかしくないのか!」とキーキー言っていた自分が恥ずかしい。
まとめ
個人差。
これにつきます。時は来る。
その時が来るまでは白い目でみられることもあるでしょう。
でも結局大切なのは
自分と子供がどうしたいか
ではないかと思います。
自分達の本意でないことをしてまで周りの反応に気を使っても後悔だけが残るのではないでしょうか。
白い目や妄信的なアドバイスも、情報が口コミしか無かった頃のコミュニケーションの形であって、本当に貴方のことを心配しての行為だと思うのです。
ですが内情を全て知っているのは当事者親子だけですから、もう既に悩んでいるのなら話半分で聞いてOK!
(既に知恵袋で見飽きた話でしょうし)
自分が白い目で見られる < 親子の意思
の悟りを開くと育児の肩の荷がだんだん軽くなってきたので、
「○歳までに××、△歳までに××、□歳までに…ブツブツ」
と毎日悩んで思いつめているお母さん達に応援の念を込めて叫びたい。
大丈夫!!
※お子様の発達に不安を覚える場合は保健所等、行政の力を存分に利用することをおススメします。もし問題が無くても「お母さん頑張ってる」って励ましてくれる。