始めに申し上げると、薬が無くても大人ニキビは治りました!抗生物質(錠剤)/ピーリング/医薬品/医薬部外品/内服薬/軟膏をひととおり全て試した筆者の体験談と、皮膚科の名医の選び方を記載します。
大人ニキビの対処に効果があった薬

今ある大人ニキビの減少に確実に変化があったもの、それは皮膚科で処方される
抗生物質(錠剤)
です。
他の対処法
- 薬局で市販されているニキビ薬(医薬品・医薬部外品)
- 皮膚科で処方されるニキビ薬
- ピーリング
- ビタミン(塗布・錠剤どちらも)
- フォトフェイシャル
もいろいろ試しましたが、「ちょっと良くなったような気がする…?」という程度でてきめんの効果を感じたものはありませんでした。
抗生物質のデメリット
ただこの抗生物質、デメリットがけっこうたくさんあります。
- 服用すると胸焼けする(胃の弱い筆者の場合)
- 最初は良く効くが、服用しているうちに効き目が弱くなってくる
- 服用をやめるとまたすぐにニキビが発生する
- 費用がかかる
「もうそんなに効果はないけど、飲まないよりはマシだからとりあえず続ける」
という、お互いの為にならない関係をズルズルと続けてしまうことになるのです。

胸焼けしていつも気分が悪そうにしている私を見て、友人にも「もうやめなよ」と言われたりもしましたが
「ダメだとわかっているけど、他に効果のある方法もないし…」
といった感じで1年ほど(抗生との)関係が続きました。
抗生を断ち切ったきっかけ

抗生との出会いは世田谷区にある大人気の美容皮膚科だったのですが、2週間おきに新しい飲み薬や塗り薬をもらいに行かねばならず、待合室はいつも華やかな女性達のリピーターであふれかえっていました。
でもある日私はふと、気付いてしまったのです。
「リピーターのたくさんいる病院ってどうなの」
完治しない・もしくは依存性があるということですよね?
エステサロンのようなラグジュアリーな店内に、オリジナル化粧品がきらびやかなショーケースに並ぶ。
私の求めているものとは違う。私は癒しや美容意識の維持ではなく、治療がしたいんだ!
そう気付いた私は、史上最多のニキビができたことを機に近所の古い小さな皮膚科に駆け込んだのです。
詳しくはコチラの記事に記載しています。>>スキンケアを辞めたいきさつ
【独断と偏見】大人ニキビが完治する皮膚科の傾向
皮膚科を変えてすぐに大人ニキビが完治した筆者ですが、ここから学んだことがあります。私のニキビが治った皮膚科は
- 治療皮膚科
- 家賃が安い、駅から遠い地にある
- メディアに露出していない
- 内装にお金をかけていない
- 待合室は皮膚に悩んだお年寄りか子供であふれかえっている
- 待合室が狭いのでリピーターはいらないと言っている
- 何なら美容目的で行くととても肩身が狭い
- 先生が患者とのトークを楽しんでいる(だから待合室込むんだってば)
…何を言いたいかというと、
儲けを重視していない!
「もっとAGAとかアトピーで悩んでる人いっぱい待ってるから、早いとこ治してね!ニキビなんてす~ぐ治るから大丈夫よ。ホラうちなんて息子も医者になっちゃったもんだから孫の面倒も見なきゃいけないし、ペラペ~ラペラペ~ラ(以下、何故か家族の話が続く)」
というスタンスなのです。カルチャーショック。
でも現にこれがきっかけで大人ニキビが完治し、ざっと今まで50万円以上のお金と70日以上の時間が浮いていますから、先生には頭が上がりません。
まとめ
これは私の経験に基づく推測なので、一等地にあるラグジュアリーな美容皮膚科でも完治を目標としてくれるところはあるのかもしれません。
ですが単純に考えて、「継続的にたくさんの患者さんが来て欲しい」と考えると、効果はあるけど依存性がある治療体制にすると思いませんか?
上記の治療皮膚科マダムに伝授されたのは、お金をかけずに(むしろマイナス)ニキビを完治する方法です。
もし以前の私と同じように抗生との関係に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、現在のスキンケアを見直してみてはいかがでしょうか。
※スキンケア協会に加えて美容皮膚科まで敵に回すような言い回しをしてしまいましたが、トラブルの無いプラマイゼロの状態から、より美肌の高みを目指す方には美容皮膚科の方がおすすめです!