最近ブームの中国風メイク※。
※パーツをきっちり作りこみ、赤系の綺麗色やラメも多用する、大人・成熟・セクシー・美人なイメージのメイク
↑大人Ver.だとこんな感じ?美しいですね。
わたしはと言うと、近ごろの艶肌・火照り顔・困り眉の”ウブ擬態”ブームがやっとやっと終焉を迎えようとしていることにホッと胸を撫で下ろしております。
改めて【ウブ】の意味を調べてみたところ、
うぶとは、世間ずれしていないこと。純情なさま。男女の情に通じていないさま。ウブ
※引用 語源由来辞典
うわぁ…ヒィィ…幼女…大人にはむり…
ですので、中華メイクのような戦闘力の高いメイクが流行って嬉しい限りです。
そして中国とメイクで思い出すのはこんな話。
今まで職場で中国人の男性と働く機会が何度もあったのですが、ストレートにおしゃれを褒めてくる人が多い!

「あっ今日はアイメイクの色が違いますね、素敵な色ですね。」
「この間髪をアップにしていたの、とても良いです。」
「そのアクセサリー綺麗ですね。」
(↑全部違う人)
一聞、「口うるさい」「彼氏かよ」と思われそうなこれらのセリフですが、
ポイントは、本人の元々の造形には触れていないこと。(それだとセクハラになるという教育をきちんと受けているのか?)
自分の工夫や変化を笑顔で褒められると不思議と不快な気分にならず、ただただ「そう?サンキューな!」という気持ちになりました。
(”日本の理系企業で働いている中国の方”という時点ですこしお育ちが良いという点も要因?)
「きっと、彼らの国では魅力の基準が違うんだろうなぁ~」と思った実体験でした。
瞼や唇を濃い色にして「ケバい」「遊んでそう」「怖い」等と言われる心配も無く、己の思う美を追求できるからこそ、つよめメイクが定着できるのかもしれませんね。
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中国では「70年代生まれ」から「95後(ジウウーホウと呼ぶ、1995年から1999年生まれ)」までの世代で、キャリアをより多く求める女性が増え、95後の女性は特に強い自立意識を持っていることが分かった。
※引用 女性の億万長者の50%以上があの国に?日本の先を行く中国女性の“働く意識”
調査によると、95後の女性は「良妻賢母」像をあまり受け入れてはおらず、「経済的に自立したキャリアウーマン(58%)」または「特に自立心が強いクールな女性(19%)」像に憧れる女性が8割近くに上った。
また同調査では、妻がキャリアアップを望む際に、自らは家庭に専念できると表明した95後の男性は6割近くにも達していた。女性が家庭に入り込みすぎるよりも、自分の趣味や仕事を優先してほしいと考える95後の男性は、前の世代より多くなっている。
纏足をやっていた国にいつのまにか追い抜かれて大きく突き放されてしまっているという現実。
でもそんな反吐が出るようなウブブームもめでたく終焉に近づいていることですし、我等もこのまま追いつけ追い越せ!で心置きなくつよめメイクを楽しめる世の中になっていくと良いですね。
(「しょっちゅう反吐を出すよね」って言われます。)