こんにちは、今日はVOGUEにアップロードされて話題になっているリアーナのメイク動画についてつらつらと綴ります。
まずはコチラがその動画。
※とってもハッピーな気分になるのでメイクに興味の無い方も是非ご覧になってみてください。
この動画を見てお分かりいただけるように、ベースにかけている時間が
ごく短い。そしてけっこう適当。
その代わり、その後のシェーディングやアイシャドウ・チークなど、”メイクアップ”に時間を割いていますね。
その間の彼女といったら、
とっても楽しそう!
思わず見ているこっちも笑顔になってしまいます。
単純に考えて
「このシミを隠して、にきびを隠して、ここの毛穴を潰して、赤みを無くして….」
と考える補正工程よりも、
「今日はこんな感じにしてみようかな?この色きれい!フンフ~ン♪」
と考えるメイクアップの工程の方が楽しいですよね。
略式美容道では、スキンケアとファンデーションはそこそこに、30代以上の方にメイクアップを楽しんで欲しい!と思っております。
「いい大人なのにメイクで遊ぶなんて…」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
大人だからこそ!です。
若いうちは補正だけで(または補正がなくとも)十分その時期特有の美しさがありますよね。
(実際筆者も、20代まで日常メイクはニキビ補正がメインでした。)
ですが、大人は補正だけでは少しつまらなくはないですか?年相応に補正したり、お母さんっぽいメイクにしたり、もしくは年齢よりもっと若く補正したり…はたしてご自身は楽しめているのでしょうか。
どんな文化が好きか・どんな色が好きか・どんなことが得意か、メイクに現れていたらとっても魅力的で興味深くはありませんか?
最終目標達↓
エビちゃんメイク、アユメイク、アムロメイク、静香メイク、明菜メイクを続けている方も、過去の彼女達が大好きで研究を重ね、自分がやっとのことで導き出した成果を勲章の如く掲げているのだと思うのです。
それもそのはず、15年くらい前までは、雑誌と芸能人しかコスメの情報がありませんでしたよね。ごまんとある化粧品からそれらを参考に当てずっぽうで選択し、もしそれが自分に合っていたら大ラッキー!
せっかくの当たりくじを手放すのは惜しいという気持ち、痛いほど分かります。
ですが今や、ググればみんなの口コミが出てくる時代。
- ブルーベースかイエローベースか
- 季節は春夏秋冬どれか
- 顔型はどのタイプか
- オイリー肌か乾燥肌か
- ラメの1粒1粒の色は何色で構成されているか
- 成分はどんなものが入っているか
- 時間を置くとどうなるか
統計に基づいた頼りになるデータがたくさんあります。もう自分で膨大な量の当たって砕けろタックルを繰り返さなくても、先に研究してくれている人がたくさんいますから、自分と同じカテゴリの人を探せば良いのです!
>>ちなみに筆者の肌プロフィールはコチラ(ブルベ・オイリー混合)
とはいっても、30代以降はメイクの方向性に悩みますよね。目の下チークも平行短眉もテカテカフェイスも、近頃の「うぶ」ブームは大人にはハードルが高いと思われます。
悲しいかな、ウブな大人はただの湯上りアホアホレディ…
大人用メイク本も多数出版されていますが、パーツが小さめの老けにくいヘルシーモデルさんを起用していることが多く、「そりゃその人がやったら上品可愛いけど…」とせつなくなるので見るのをやめました。
そこで現在30代半ばの筆者が参考にしているのは、欧米の20代30代メイクやモードメイク。若い頃のパンパンの顔では似合わなかったシェーディングやくすんだ唇を彩るこっくりした質感のリップなど、今だからこそ似合うメイクが盛りだくさんです。
※掘りが浅くても、加齢によるまぶたの窪みを生かせば大丈夫!
黄色人種は比較的若く見られますから、向こうの20代と同じメイクでもあまり違和感は無いのではないでしょうか。
ウブではなく成熟を目指したものが多いですし、アラ隠しはそこそこに”メイクを楽しんでいる”ことが伝わるので、挑戦するのも楽しいですよ!
とは言いつつ、小津映画顔の筆者が似合うと言われるのはコンサバメイクです…でも、いつも同じじゃつまらない、やっぱりメイクアップ(加点メイク)も楽しみたい!

それゆえメイクアップについてはまだまだ初心者同然ですから、一緒に研究にお付き合いいただけますと幸いです。
“Summer, sunset, love, drama, bi○ches!”
⇒大人の特権メイク(30代/40代/一重/奥二重ならではの綺麗さを生かす)