「マウスピース矯正は虫歯になりやすい」「お茶やコーヒー・チョコなどの食べ物で着色しやすい」などの噂は本当なのか。また、マウスピースの中に薬剤を塗布して同時に虫歯予防やホワイトニングができる方法(3DS)を記載します。

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マウスピース矯正は虫歯になりやすい?
マウスピース矯正は虫歯になりやすい!という噂もあるようですが、それは、きちんと歯とマウスピースのお手入れをしていない場合のことです。
歯磨きやお手入れをしないまま着用するということは、
虫歯菌のエサで歯をパックしている
と同じことですので、装着前にはきちんと汚れを落としましょう。
逆に虫歯を見つけやすい
矯正中は歯と歯の間に隙間ができやすく、歯医者さんに通うのも1ヶ月~3ヶ月に1度と普段より頻繁になりますので、虫歯の早期発見にもつながります。
そして、マウスピースの中に薬剤を仕込めば虫歯予防や歯周病予防を行うことも可能です。
マウスピースを使った虫歯予防法
マウスピースの中に薬剤を流し込み、汚れではなく薬でパックする3DSという方法が効果的です。(次章)
3DS(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)とは
上下の歯型を取ってマウスピース(トレー)を作り、そこに殺菌作用のある薬剤を注入。これを5分間、口に装着する。1日1回、毎日続ける。「マウスピースは歯茎までしっかりと覆えるもので、薬剤が歯と歯茎にとどまり、効果的に除菌できる」と同大の山田秀則助教は話す。
参照 日経ヘルス https://style.nikkei.com/article/DGXMZO14742140R30C17A3000000/
上記は毎日としていますが、筆者は歯のザラつきが気になったときだけマウスピースに仕込んでいます。
”マウスピース用”の記載はありませんが、口コミ欄でやっている方もけっこういたのでやってみました。今のところ特に不調はありません。
実際に塗布した翌朝は歯のザラツキがとれてツルツルするので気持ち良いです。
お茶やコーヒーやチョコなどの食べ物で着色しやすい?

私の食生活を見ていただくと分かりますが、
コーヒー・チョコ・ワインを毎日大量に摂取しています。
ですので、どうしても着色は免れません。(そして好きなものをガマンする気力もありません)
ですがコレはマウスピースをする前からのことなので、虫歯予防のときと同様、装着前に綺麗にすれば問題ないと思います。色がついたままマウスピースを着用すれば、
密着度を高めて丁寧に染色しているのと同じ
ということになりますよね。
またこちらも3DSと同様、マウスピースに薬剤を仕込んで解決することが可能です。
ホームホワイトニングの方法
マウスピースにホワイトニング用ジェルを塗布してホワイトニングしています。
ホワイトニング用歯磨き粉は毎日使わなくてはならず即効性も無いのでつまらないのですが、これは目に見えた変化があるので面白いです。
まとめ
マウスピース矯正は汚れや色を密着させるイメージで虫歯や着色を懸念していた方も多いかと思われますが、結果的には
むしろ虫歯・歯周病・着色予防に効果的
ということがお分かりいただけたかと思います。
矯正中は歯医者さんに通う頻度も普段よりは増えると思いますので、その辺については心配なく始められても大丈夫ではないでしょうか。
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