どうやっても1番ポジションができない
大人になってからバレエを始められた方には多い共通のお悩み、1番ポジション※がキレイにできない。
※膝とつま先を足の付け根から180度外に向け、膝の裏と裏をつけるポジションのこと

初心者は180度開かなくとも、膝とつま先の方向が同じであれば良いとされているのですが、
私の場合はこのポジションをすると膝と膝が離れすぎて全然つかない!
筋力や根性で何とかなるレベルではなく、ガッチガチにロックされて突っ張って物理的にムリ!という感じ。
早く結果が欲しい

『全ては日々のバーレッスンで少しずつ改善する』
…と言いますよね。全くその通りですし、ぐうの音も出ない正論なんですけど、
私は待てないから早く結果が欲しい!
それに膝が思いっきり前を向いたままでレッスンを進めたら、前腿が今以上にムキムキになりそうで怖い!

膝と膝の間を7cm→4cmまで縮めた方法
最初に現状を把握してみようと1番ポジションで膝と膝の間を測ってみたところ、
7cm!!
どうですか?なかなかこれほど重症な人はいないんじゃないでしょうか?
それが2週間でなんとか4cmまで縮まりました。(まだ先は長いですが。)
その方法としては、
太ももまわりをほぐすこと!
いわゆる筋膜リリースというやつですね。
筋膜リリースとは、筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。筋膜リリースがときに「筋膜はがし」と翻訳されて呼ばれる理由もここにあります。
※引用 TRIGGERPOINT.jp
これ、凝って萎縮している部分が傷むらしいんですけど、私が太ももに使うと
どこもかしこも壮絶な激痛!!
長年のデスクワークと運動不足により、太ももがガッチガッチに固まっているようです。
ということで外腿・前腿・内腿・お尻・鼠蹊部の筋膜リリースを激痛に耐えながら2週間行ったところ、膝と膝の間が
マイナス3センチ!


行っているときの痛みは、
「息ができないほど痛い!」から、
「痛い~効いてる~」程度にやわらいできました。
とはいえまだ痛みを感じるので、これが無くなるまで続けてみようと思います。
この方法が向いている方
筆者は下記の股関節ストレッチはペタンと抵抗無く床につくので、

- 股関節は柔らかいのに1番でターンアウトできない!
- デスクワークで長時間座っていることが多い
- 運動する習慣が無い
- 外腿を指で押してみると痛い
という方におすすめの方法です。
バレエをやっていなくても、O脚や内股に悩んでいる方にも効果的。
とはいえ、まだまだ膝裏と膝裏がぴったりつくには程遠い上に、ローラーでもマシになったとはいえ痛みは感じる状態です。
筋膜リリースは継続しつつ、色々試行錯誤して結果が出たらまたご報告します!